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メールマガジン 第1711号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第1711号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日は高松から帰ってきて、フヘェ疲れたなぁと思いつつ、セミナーで書いて
頂いたアンケートを眺めたら、なんと全員が10点満点という超高満足の結果に
疲れが吹き飛びました。


なんと今回は青森から飛行機を乗り継いで参加された方もいたり、人数も少な
くて会場もこぢんまりといていたのもあって、いつもは話さないレアな話もた
くさんしてしまいました。


地方都市って独特の雰囲気があって、スゴく楽しいですよね。

次は来月の福岡ですが、こちらは福岡で初のコミュニケーション編です。

最近この評判が高いんですよ。
やっぱり人間関係に悩みを持っているとか、ストレスになっている人って増え
ているからなんでしょうか。


こころのストレスって、実はそのほとんどが必要な知識さえあれば、自由にコ
ントロール出来るモノなんです。


  ● え?こんな簡単な事でネガティブな感情が消えちゃうの?


ってくらい、知ってしまえば、いつでも、どこでも、誰にでも出来るのです。

福岡でこのネタをやるのは今回が最初で最後になる可能性がスゴく高いので
(そもそも半年に1回しか行けないですしね)、受講される方はラッキーだと思
います。

こちらは会場が狭いのであと10名で締め切りです。


☆ 願望実現のために学ぶの?

成果主義がこれだけ声高に叫ばれると、並以上の意識を持っているサラリーマ
ンはみなさん、


  ● 自分のスキルや経験、技術を高める事に貪欲になる


わけですね。
昨今の、「学びブーム」というのはまさにサラリーマンの不安定化、脆弱化、
将来への見通しの悪さに対するひとつの対処法なんですね。


表面的な行為としての、「学び」を私は否定しません。

でも、それだけじゃもうひと味足りないんですよ。


自分が学ぶという行為の目的が、「自己」にのみ向かっているのなら、それは
本質的に「学ぶ」という事を理解したとは言えません。


学びの目的が自己に向かっているというのは、平たく言えば、


  ● 自らの願望実現のために頑張って学んでいる


という状態です。


はぁ?誰だって自分のために頑張っているんじゃないの?って思いますよね。

特に、語学とかMBAとかの勉強をしている人は、そう思って頑張っているんじゃ
無いですかね。


だから英語だけが出来るヤツとか、MBAを持っているヤツって使えないって言わ
れる事が多くて、実際にいけ好かないヤツが多いんですよ。

そもそもスタートの時点で何も分かっていないって事です。


そもそも人類が、何らかの「学び」というモノを開発した時に、その真の願望
はどこにあったんでしょうか?


たとえば、洞窟に穴を掘って作った横穴式住居に暮らしていた人が、ある時、
山にある木を切って組み立て、そこに藁をかぶせたら、横穴式住居が造れない
平地にも住めるじゃないか、と気付いたとします。

そして何とかしてこの家の作り方を人に教えたいと思って、その作り方を体系
的にまとめようとした。


その時にこの人は、頭の中で何をゴールに、何を目的に思い描いていると思い
ますか?


  ■ ウッシッシ、この作り方を教えたら1年分の食い物と交換できるぞ


ってほくそ笑んでいると思います?

同様に、最初にその技術を教えてもらった人は、


  ■ しめた、この作り方を教えたら1年分の・・・・


と考えたと思いますか?

あなたがそう考えたとしたら、昨今の私が大嫌いなMBAホルダーのメンタリテ
ィーと同じですよ。つまり、学びとはなんぞやという事が何も分かっていない
という事です。


学びとは本来、


  ● 次の人にバトンを渡すためのプロセスのひとつ


に過ぎないんです。

家の作り方を最初に考えた人は、


  ● これを人に教えて、多くの人にマネしてもらいたい


と思ったのです。マネするつまり、バトンを渡すという事です。


江戸時代、蘭学というのは様々な弾圧を受け、特に医学は漢方医の激しい憎悪
の的になり、学び続ける事、そして一定のレベルまで修得するがとても難しか
ったんですよ。

そんな彼らが、何をモチベーションにしていたかというと、ひとつには


  ● この技術を使って多くの人の病を治したい


という事で、もうひとつは


  ● この医術を日本中に広めたい


という欲求だったんです。

夜明けの雷鳴―医師・高松凌雲

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雪の花

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を読むと、江戸時代に医学を修めようと志した人達が、どれほど人生を賭けて
いたのか、そして自己の栄達など考えていなかったのかに胸を打たれます。

誰ひとり、


  ● この学問を身に付けたら立身出世は思いのままだ


とほくそ笑んだ人はいないのです。

つまり、このふたつの欲求はどちらも、


  ● 自分以外の他者にベクトルが向いている


のですよ。

これが本来の学びの姿勢なのです。

そして、「他者のために」という姿勢を持つ時に最も学習の成果が高まるので
す。


こう考えると、現代のMBAホルダーの姿勢が如何に間違っているか分かりますよ
ね。そのためこの知識が役に立たない事が多いのです。(特にMBAの経営管理手
法が会社に害をもたらす事も多いのです)


当時の蘭学者は、ほとんど例外なく後進にその知識を分け与えたのですが、そ
の理由は、


  ● それこそが私が学問を始めた動機のひとつだったから


なのです。

何かを学ぶという事は、同時に、「いつかは誰かに教える」という事を意識す
べきで、そう意識する事で学びの質が高まるのですよ。


  ■ この知識や技はオレだけのもので、これは墓場まで持って行くんだ


なんて人に、幸せをゲットする事など無いですし、墓場に持って行くほどの価
値のある事を学べるわけがないんです。


自分で最後にしてしまう(墓場に持って行くとはそういう事ですね)という姿
勢の人に、本当に大事な事を教えようと思う師匠なんているわけがないんです
よ。

だってそれって、その知識や技術は自分だけのモノでは無く、過去のお師匠様
から綿々と受け継いできた宝物なわけで、勝手に自分で途切れさせて良いわけ
が無いんですから。


そういった意味では子供を育てるのと同じで、人類史を作る事に貢献している
(ちょっと大袈裟ですが)つもりでやるべきなんですね。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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