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メールマガジン 第1615号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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◆ 今日の前フリ ◆◇

ツイッターにはちょっと書いたんですけど、昨日市役所の固定資産税担当の人
が来たんですよ、ウチに。

何しに来たのかというと、我が家をくまなくチェックして、家としての資産価
値がいくらあるかを計算するためです。
その結果、これから支払う(というかむしり取られる)固定資産税や不動産取
得税という名のショバ代を決定するらしいです。


以前横浜で家を建てた時にはそんな調査は無かったのに・・・と思ったら、横
浜あたりだと役人の数が足りなくて、標準的なモデルケースで係数を作って、
それに延べ床面積を掛けるだけで税額が計算出来るようになっているみたいで
す。

個人的には、そっちの方がはるかに嬉しいです。

だって見知らぬ人が家の中を隅から隅まで、それこそトイレやお風呂、押し入
れの中までチェックするんですよ。


しかも笑っちゃう事に、


  ▼ キッチンの大きさや

  ▼ お風呂の大きさ

  ▼ お風呂に追い炊き機能があるかどうか

  ▼ 浴室乾燥が出来るかどうか

  ▼ 床暖房があるかどうか

  ▼ 壁や屋根の材質

  ▼ インターホンとつながっているモニターがカラーか白黒か

  ▼ トイレがウォシュレットかどうか


なんて事で、細かく税額が変わるんですよ、知ってました??

もうバカらしくて付き合ってられませんでした。

ハッキリ言ってケツのシワの数を数えられたかのようなこの不快感。
(喩えが尾籠でスミマセン)


こういう事を普通にやれると思っている役人のメンタリティーってスゴいと思
いません?


  ■ オレたちは役人様なんだから、下々の国民が文句を言うわけが無い


って思ってなきゃ、臆面もなく出来ませんよ。
こんな調査普通の感覚を持っている人だったら、あまりにも不躾で、失礼で、
仕事と言えどもやりたくないって思うんじゃありませんか?

だってこれって、


  ■ お前からカネをむしり取ってやるから、いくらむしり取れるか調べる
    ために家の中を見せろや


って言っているのと同じですから。


  ■ カツアゲしてやるから、財布にいくら入っているのか見せてみろ


って言われて、ハイハイと喜んで見せる人間がいるのか、彼らには考えられな
いんですかね。
あ、考えた上で、それでも大丈夫と踏んだからやってるんですね。



で、ザクッとした税額を聞いてさらにビックリ。

これで革命が起きない日本ってのはどういう国なんだろう?と思いました。

だって家を買う時にチャンと車1台分の消費税も払っているんですよ。
それなのに、私のお小遣い半年分以上を召し上げるだなんて・・・


ウガ~!!、で?このカネはどこに使われるんだ?


この固定資産税とか不動産取得税の総額と、この調査、徴収にかかる人件費を
比較したらどうなるんだろう?
トータルでトントンだったら、彼ら役人を食わすためにこの税項目が存在する
って事になるんだよねぇ・・・
だったら、この手の仕事に携わっている役人をゼロにすれば、この税金をゼロ
にする事も出来るって話です。

日本の税金って、こういう計算をしたら、ほとんどが役人の食い扶持を確保す
るためにあるってオチになったりするんじゃないの?




☆ 話はずれるけど大事な話

昨日は戦略と戦術についてちょっと話をしたんですが、おさらいをすると


  ● 戦術とは具体的な問題に対処するための方法論


なのです。

困った事態、解決したい問題、困難な状況がまず最初にあって、


  ● どうやったらこの状況を打破できるのか?


と考えるアプローチなのです。
そして日本人はこういう思考をやらせたら世界でもトップクラスの民族なんで
すね。

だから明治維新後にあっという間に白人文明に追いついて、日清、日露と当時
の強国に勝てたりしたわけです。

残念ながら負けましたが第二次大戦(本当は大東亜戦争と呼びたいんですが)
では零戦、空母、潜水艦とそれぞれが高いレベルの武器を持っていたわけです。

戦後はあの荒廃期から立ち直り、世界に冠たる経済国家になり、オイルショッ
クで潰れるかと思いきや発想を転換して、世界最高の省エネ国家になったわけ
です。


今は少子化とか、高齢化、人口減って問題が取りざたされていますが、問題解
決のキープレーヤーが民間人であれば日本人は必ず解決出来ると思っています。
(反対に、主導者が役人だとヤバイと思いますが・・・)



そしてそういう能力の違いについては、白人はとっくに気付いていたんだと思
います。たぶん日露戦争が終わった頃に、


  ● 日本人は超優秀だから、戦い方を変えなきゃヤバイぞ


って気付いていたんだと思うんですよ。



どこにそんな根拠があるんだって?


これまた歴史を紐解けば必然的にそういう結論になるんですよ。


日本という国が台頭してくる前から、白人国家は植民地を持っていたんです。
アメリカは当時植民地を持っていませんでしたが、国内に黒人奴隷を持ってい
たんですね。


この2つが彼らの思考回路を変化させたんです。


植民地とか奴隷制度ってどういう事なのか?というと、簡単に言えば、


  ● 実際の労働を彼らにやらせて、自分たちはマネジメントするだけ


という事なんです。


自分たちは支配し、君臨するけど、その形は一言でいえばマネジメントなんで
す。


  ▼ どうやって働かせるか

  ▼ どうやればサボれなくなるか

  ▼ もっと効率よく働かせるにはどうしたら良いか

  ▼ 反乱が起きないようにするにはどうしたら良いか

  ▼ 自分たちがもっと楽をするにはどうしたら良いか

  ▼ この状態を長続きさせるためにはどうしたら良いか

  ▼ どうやったらもっと搾り取れるか


こういう事をひたすら考えていたんです。


大事な事は、彼らは直接自分たちの手や身体を動かさず、頭だけを動かしてい
たという事です。


三角貿易を考えたイギリス人は、


  ■ もっと楽に、そしてこの状態を維持するにはどうしたら良いのか


と考えた結果、こういうフレームワークを思い付いたわけです。


植民地での教育レベルがなぜ低いのか?

これは決して現地の人の知性や能力が低いからじゃないですよ。
人間の能力に、本質的にそれほど大きな違いは無いんです。


これは、白人が意図的に彼らに教育を施さなかったからなんです。

親愛の情からいえば、自分の子供のように教育をしてあげて、もっと優秀な人
間になって欲しいと思ったんでしょうが、そうなっちゃうと自分たちの地位や
立場が脅かされるわけですよ。

彼らにとっては現地人が何も知らずに、今と同じように単純作業を繰り返して
もらった方がありがたいわけです。だから文字も教えず、学校も作らず、間違
っても大学なんて通わせないわけです。


逆に、今と同じ単純労働しか出来ないように仕向けてしまえば、自分たちはい
つまでも楽して儲かるわけです。それが植民地政策なのです。


蛇足ですが、この一事だけ見ても日本は中国、台湾、韓国、満州を植民地にし
たわけじゃないという事が分かりますよね。

当時の日本は、これらの国に莫大な教育投資をしているんです。

韓国なんて日本と併合されるまでは女子が通える大学なんて無かったんですか
ら。あれらは全部日本人が作ったんですよ。

台湾にも、韓国にも士官学校があって、そこを卒業したら士官としてエリート
軍人になれたのです。

これのどこが植民地なんですかね?



植民地なら、進歩的な日本人が後進的な植民地の民をそのままのレベルで支配
し、管理し、甘い汁を吸ったら良いんですよ。イギリス、フランス、スペイン、
ポルトガル、オランダがやったようにね。


日本は全く逆で、彼らに教育投資をして、彼らのレベルを上げてともに成長し
ていこうと考えたわけです。その教育投資の結果、かの国では戦後急激な経済
発展が出来たわけです。

台湾や韓国が戦後発展できたのは、高水準の教育を施された人がいたからで、
そして日本が投資して作ったインフラ(田畑やダム、河川、港湾、電力施設な
ど)を彼らが無償で使えたからなんです。


東南アジアの諸国が戦後それほど発展しなかった、発展が遅かったのは、これ
と全く逆で、優秀な頭脳を持った人がいなかったからです。いなかったという
よりは、そういう優秀な人材を作らないような政策を白人がやっていたからで
す。

その結果、国としての植民状態は解放されても、実質的には支配されたままな
んですね。
そういう植民地政策の典型例をアフリカ諸国に見る事が出来るんです。


そのあたりは、


チョコレートの真実

http://www.amazon.co.jp/dp/4862760155/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


ルポ 資源大陸アフリカ 暴力が結ぶ貧困と繁栄

http://www.amazon.co.jp/dp/4022617187/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


に詳しいです。


つまり、日本のように現地人に同じ教育を受けさせて、同じように成長してい
こうなんて考える植民地政策は、白人にはあり得ないんです。ですから、白人
の概念でいえばあれは植民地じゃ無く、『同和政策』なんですね。


ちょっと話がずれました。

明日に続けます。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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