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メールマガジン 第1121号

◆ ◇ ◆ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ◆ ◇ ◆
    
◆ ◇ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第1121号 ◆ ◇
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

そういえば最近、あまり本を紹介していないなぁと気付きました。

毎日3冊くらいは読んでいるので、紹介したい本は山ほどあるんですが、先週読
んで打ちのめされた1冊を紹介します。


完全なる人間―魂のめざすもの

http://www.amazon.co.jp/dp/4414304105/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


いつか、この本についてだけネタを書こうかと思うくらいスゴい本でした。

著者はあのアブラハムマズローで、「人間の五段階欲求」と言えば、「あ~、
あの人ね」と思い出す人もいるでしょう。

この本はそんな彼の思想のダイジェスト版とでもいうべき内容で、この人にし
てはものすごく読みやすく、内容も平易なため今まで挫折した人にもお奨めで
す。

ちなみに、代表作である、


人間性の心理学―モチベーションとパーソナリティ

http://www.amazon.co.jp/dp/4382049245/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


は、とにかく難解で、挫折する事請け合いです。(笑)

私も途中で何度諦めようかと思いました。
毎日少しずつ読んで、結局2週間以上かかった事を覚えています。


その記憶があったので、この本も買ったけど本棚に寝かしていたんですよ。た
ぶんまた難しいんだろうなと思って。

ところが読んでビックリ。


  ● なんだよマズローちゃん、チャンとわかりやすく書けるじゃん


ってのが感想です。

内容については先入観を持たせたくないのであえて書きません。

しかし、自己成長をしたいと思っている人は必読だと思います。

このまま良書リストに入れても良いくらいの内容ですから、無条件でお奨めし
ます。



☆ 目的は複数あるのだ

私は、自分の部下には毎週、「週報」という形の報告書を書かせていました。

この1週間、どんな仕事をして、それに対してどんな気づきがあって、どこに反
省すべき点があって、来週からはそれをどう活かすのか、なんて事をフリーフ
ォーマットで書いてもらっていたんですね。


ところが、年末年始とかになると、必ずこんな事を言い出す人がいるんですよ。


  ■ 今週は稼働日が2日しか無かったので、週報は来週まとめて出します


もうアフォじゃないか?と思うんですが、マネージャクラスでもこういう事を
言うのがいるんですね。

何がアフォだかわかりますか?


この人たちにとっては、週報を書く目的がひとつしか認識出来ていないって事
なんです。つまり週報の目的は、


  ■ 私が、彼らの活動内容を把握するために書いている


としか思っていないわけですね。

そこがアフォなんですよ。


そんなのは目的のワンオブゼムでしかないんですね。

私が週報を書かせる理由は、


  ▼ 日本語で論理的な文章を書けるようになってもらいたい

  ▼ 何が何でも締め切りを守るという事を実践してもらいたい

  ▼ 他人に伝わるコンテンツを作れるようになってもらいたい


というウラの目的があるのですよ。

これが彼らには全く理解されていないわけですね。


本当のところは、週報じゃなくて日報にしたいところなんですよね。

こういう目的のためには、とにかく数をこなすのが一番効果的なんですから、
毎週じゃなくて毎日書かせるのが良いんですが、それを課しちゃうと全員が脱
落しちゃうから、妥協して毎週1回だけ、って事にしているわけです。


ところが、彼らの視点では、


  ▼ 業務活動の報告だから

  ▼ 稼働日が少ない週は報告の意味がない

  ▼ だから、翌週にまとめても良いだろう


と考えたわけですね。


物事には、多くの場合、複数の目的があるモノなんですよ。


  ● お前、明日から営業やれ!


と言われたとして、あなたはそこからどんなウラを読み取れますか?


  ■ あ~、営業のAさんが退職したから俺がアサインされたんだなぁ


なんて考えて思考が終わったらアフォですよ。


その程度のレベルの思考で終わってしまうから、


  ■ なんで俺が営業をやらなきゃならないんだよ!


という不満につながるんですよ。


もっと別な理由がそのウラには同時にあるはずなんですよ。


それをチャンと読み取れるというのが、優れた部下であり、出世する部下なん
ですよね。

ダメな人ほど、理由というか目的をひとつしか見つけられず、そのたったひと
つの理由に対して文句をたれるわけです。


上司の指示の裏側にある別の目的がなんなのか?と思考する事で、新たな視座
を持つ事が出来るのです。




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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
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佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html



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