企業文化だって変えられるのだ。

近場のセミナー情報

2月18、19日に大阪で速読編セミナーを開催します。速読の秘密を知っている限り公開す
る他社にはマネの出来ないセミナーです。

2月17日には大阪で読書会を開催します。これは1500円で読書のポイントを解説します。

お申し込み、お問い合わせは、 melma@bc.iij4u.or.jp までお願いします。

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           願望実現に補助線を引こう

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から8年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年にはキャリアアップ部門で一位と3年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/

バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/

成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

東京から帰宅し、田舎の寒さが身に沁みています。空港からの帰路、あらら風花が舞って
るよ、と思ったら一気に吹雪いてきまして、視界が厳しくなってきました。幸い我が家は
空港からそれほど遠くないので、なんとか自宅に辿り着けましたが北部では雪で立ち往生
した車も出たみたいです。

今日は溜まりに溜まった仕事を捌きながら、出張の疲れを取ろうと思います。

まずは来月の課題図書を発表します。

無葬社会 彷徨う遺体 変わる仏教
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ここのところ、「老後」というキーワードに敏感になっています。それも年齢を考えれば
不思議でもなんでもなくて、もう人生の折り返し地点はとっくに過ぎているんですからね。
生まれてから今までの人生よりも、今から死ぬまでの時間の方が短くなれば、老後も現実
的なシーンとして切迫感を伴って感じられるようになります。

そんな老後の終着点が死ぬということなんですが、今の日本って死ぬのも一苦労というか、
死んだ後にこんな面倒な話になっているのかということが縷々語られているわけです。こ
れ決して下流老人に限定された話じゃないんですよ。それなりに裕福で子供もいた家庭だ
ったのに、いざ死を迎える時には葬ってくれる、送ってくれる人がいないなんてことが珍
しくないんですね。

この本は人生の折り返し地点を通過しちゃった人はちゃんと読んだ方が良いと思いますよ。

ちなみに先週東京で2回開催した新春セミナーも、そんなことつまり「老後」がテーマの
柱になっています。あと10年後あなたは何をやっているのか、どうなっているのか、果た
して今のまま10年後を迎えて後悔しないのか?という話なんです。今40歳だから、10年後
はまだ老後じゃないよという人は短見でして、50歳って会社ではそろそろお荷物って見做
される世代なんですよ。おまけに身体の自由も、脳みそのキレも以前に比べて低下してい
るわけです。その時に、今と同じライフスタイルで乗り切ることが出来るのか?ってこと
です。

その時になってから焦っても、ジタバタしても遅いんじゃないの?今からちゃんと手を打
っておいた方が良いよね、というところに「そりゃそうだよね」と返事をする人には、モ
ウレツに心に刺さる話を9時間近くします。今回は過去最大量のアジェンダを用意してい
て、あまり怪しい話もせず、少しお堅いビジネスセミナーの趣で話すので、いつものセミ
ナーを期待されるとちょっと戸惑うかも知れません。

でもこのノウハウを知っている人からは、

  ● この値段でそこまで正直に全部話しちゃうんですか?

と驚かれましたから。ま、これまたいつものことですね。

本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2017/01/2649_0124.jpg

☆ 組織の価値観が変わる時ってこんな感じ

前回はいちいち言葉で説教なんてしなくても、一つの価値観をボソボソと揺らぐことなく
発信し続ける(それを暗示的波動伝達と表現しました)と伝わっちゃうんだよね、という
話をしました。こういうのを昔はオヤジの背中を見せるって表現していたんですよね。今
頃昨日のタイトルの説明をしました。

これって会社でも同じでね、会社って実はある価値観を共有し合う人たちで構成されてい
るんです。それを会社のカラーって言うわけですけど、これって会社ごとに全然違うんで
すよ。新卒で入社するとその価値観が自社特有のものだって気付けないんです。だって無
垢な時からその波動だけを浴び続けて、それが当たり前になってしまって、さらに他の波
動を受け取ったことがないんですから、まさに空気のような存在になっちゃっているんで
すよね。

だから転職するとギョッとするんです。この経験は転職をしたことがある人にはお馴染み
でしょう。

そしてそんな価値観は誰が作っているかというと、経営者並びに経営幹部なんです。彼ら
が日々の業務で、繰り返し伝え続けることで、徐々に上から下に伝わって来る、そしてそ
れを入社2年、3年目の若手が吸収して、行動として表現出来るようになった時に企業文化
として定着するんです。

私が記憶しているケースでは、社長になられた人が口癖のように、

  ● 悪いニュースこそ、隠さずすぐに報告する

って言ってたんです。これって結構難しいというか、バレない段階でもみ消せたり、収束
させたり出来ることもあるわけで、そういう時にはあえて報告をしないで無かったことに
した方が、上にとっても下にとっても都合が良かったりするじゃないですか。なんどか幸
運にもそうやって誤魔化せちゃったりすると、上の方からはやんわりと、

  ■ 上手いこと処理してくれ給え

みたいな圧力が掛かったりするんですよね。これって要するに、私に報告しなくても良い
ように、ウラで上手に手を打ってくれよ、ってことですよね。その会社もこの社長が赴任
するまではそれが横行するというか、当たり前だったんですよ。だから上から下までそれ
が当たり前だと思っていたんです。つまり、そういう企業文化を持っていたんですね。

それが社長が替わったらガラッと変わったわけですよ。社長が口癖のように、「悪いニ
ュースは真っ先に報告する」って言ってたら少しずつ雰囲気が変わってきたんです。

で、ある時、悪いニュースというか、マズい事件というか事故が起こったんですけど、こ
の考えがまだ企業文化として定着していなかったので、いつものように報告せずに、上手
く処理しちゃったんです。そうしたら偶然上手く出来ちゃったんですよ。で、何も無かっ
たかのような顔をしていたら、そのニュースが全然別の系列から社長の耳に入ったわけで
すよ。そうしたらどうなったか。その社長怒りましたね。

  ● こんな悪いニュースが全く報告されていないのはどういうことだ!

で、誰がどこまで報告したのか、報告を止めたのはどこのどいつだ?って話になって、結
局現場の課長レベルの人が下に上手に処理するよう圧力を掛け、現場が上手に処理したか
ら課長から上に報告が行かなかったということが判明して、この課長はメチャメチャ叱ら
れたかなんかあったんでしょうね。それから会社の雰囲気がガラッと変わりましたから。
そこからは、悪いニュースを競うように報告するようになったんです。

そうしたら困っちゃったのは中間管理職です。だって下は報告すれば良いだけですけど、
その上の人としては、まさか手ぶらで上司に報告出来ませんから。

  ■ で?キミはどんな手をいつまでに打つつもりだね?

って訊かれて、「それは現場が勝手にやりますから」って言えないじゃないですか。って
いうか、昔はそうしていたんですよ。上手に処理させるってそういうことですから。それ
が出来なくなったら、その悪いニュースに中間管理職が直接関わらなきゃならないじゃな
いですか。だから、彼らはメチャメチャ忙しくなったんです。

そういう状況を見て、社長がなぜあんなスローガンを打ち上げたのかが分かりました。そ
うやって悪いニュースに組織全体で対応するクセがつくと、会社ってドンドン良くなって
いくんですよね。結局1年もしないうちに、末端の社員まで悪いニュースこそ真っ先に報
告するって、考えるようになって、その結果小さなボヤの状態でPDCAが発動して、プロセ
スがドンドン洗練されていくというスパイラルが生まれたんですね。

これを企業文化って云うんです。

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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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